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MEMBERS

PROFILE

​歌幡メイジ

Height 170
Birth 8/8
​Age 16...?



 

眠りの森の奥の奥
棺を舟に流されて
どこかの夢の端っこで
ひとりの少女は眠っていました。

メイジが眠っているあいだ
小さなフリルはずっとそばにいました。

炎のあたまを青にゆらし
ころりと桃色に染め
メイジの気配をまねては
ぱちんと揺れて知らせてくれる。

――これは
夢をひとしずく髪にかけた
眠りから戻った魔女のおはなし。

歌えば森は目を覚まし
紅茶の湯気がくるりと踊る。

まぶたの奥に夢を残して
今日も魔女はふしぎを配る。

ああ、目覚めの気配がしたよ。
棺のふたが、そろり、そろり。

夢にいたはずの少女は
まぶたをあけてもまだ夢の途中。

この世界の風よりも
夢のほうが少し好き。

けれど夢の中でも
ひとりぼっちは少しさみしい。

王子様がいつか来るなら
ちゃんと名前を呼んでほしいし
明日の朝は
くちづけで起こしてほしい。

そんなことを言うものだから
フリルの炎がふいに揺れます。

紅茶はすっかり冷めて
魔法のインクも少しだけ滲んで
メイジは知らん顔で
また夢のほうを向いてしまう。

ひと息ついて
フリルとおしゃべりをして
またどこかへ歩き出す。

現実よりも軽やかに。

嫦娥酒びび

Height 172

Birth 12/14
​Age 26



 

街角のショーウィンドウよりも派手で
ネオンの光よりも気ままにきらめく人がいる。

ピンクとライラックの巻き髪を揺らしながら
今日の気分で服を選び
自分のリズムで街を歩くうら若い女性。

テーマはいつだって
「自分史上、今が最強」

ブランド品も好きだし
流行りのものだって

ちゃんと気になる。

でも最後に決めるのは
ロゴでも流行りでもなく
今の自分が可愛いと思えるかどうか。
 
何をする日かより
どんな自分で行くかのほうが大事。

クールなチェック柄のインナーも
深いスリットの入ったベルボトムも
肩にかけたピンクのライダースも
全部その日のびびの気分が連れてきたもの。

甘い色を着る日もあれば
強めのコーデで街を歩く日もある。

アクセの輝きひとつで空気が変わるし
選ぶ色ひとつで、その日の気分が大きく変わる。

可愛いかどうかは
誰かに決めてもらうものじゃない。

似合うかどうかも正しいかどうかも
最後に決めるのはいつだって自分。

 

結局なんでも似合うし
可愛ければそれでいい。

誰よりも自分のご機嫌を取るのが上手な子。
 

一番になりたいわけじゃない。
誰かと比べて勝ちたいわけでもない。

街のどこにいても
びびだけはいつもびびのまま。
 
まっすぐで正直で可愛くて

時々ため息をつくけれど
その全部が等身大。

彼女の声には
夜更けみたいな熱と湿度がある。

笑いながら突き放したかと思えば

隠した熱が不意に滲む。

強そうに見えて
ふとした隙まで鮮やかに光る声。

――この街を軽やかに彩る人。
 
毎日をコーデするみたいに
自分の気分をひとつずつ選んで生きている。
 
「自分史上、今が最強」
 
それを合言葉に
街を軽やかに歩いていく。

誰かの正解ではなく、自分の可愛いを連れて。

悼城ウィスタリア

Height 177
Birth 6/10
​Age 29



 

静かに立っているだけなのに
どこか人ならざる気配のある女性がいる。

古い彫像の影を映したような髪は
ゆるやかに渦を巻き、長い裾のように床へ流れていく。

動くたびに空気が少しだけ冷え
彼女の隣だけ時間の速度が変わったように感じられる。

胸元に縫い付けられた金の手は
亡き姉のものだという。

忘れたくないからでも
悲しみの象徴でもなく
ウィスタリアにとっては
あるべき形を、あるべき場所へ置いただけ。

その価値観は
余人には理解できないほど深く冷たい。

彼女は自分の美意識にだけ忠実だ。

可愛いものも
不気味なものも
壊れたものも
胸の奥でひとつの線にそろえてしまう。

誰かが目を逸らすようなものさえ
ウィスタリアは静かに拾い上げ
似合う場所へ飾ってしまう。

それは悪趣味というより
彼女にとっての正しさに近い。

感情をそのまま晒すことはない。

胸の奥で静かに処理し
美しい形だけを外へ置いていく。

 

笑うことはある。

ただし
その笑みが

誰に向けられたものかは分からない。

温かくも見えるし
同時にまったく温度を感じない時もある。

けれど彼女自身は
誰かを怖がらせようとしているわけではない。

見てほしいものを
ただ見せているだけ。

綺麗だと思ったものを
綺麗なまま差し出しているだけ。

自分の色で行く。

その言葉がちゃんと似合うくらい
びびは自分の可愛さをもう知っている。

名前はメイジ。

おとぎ話がだいすきで
紅茶の香りにほっとする
やわらかい魔女。

真実の愛があるのなら
ちゃんと証を見せてほしい。

頬に触れたら呪いをほどいて
好きと言うなら
ハッピーエンドまで連れていってほしい。

だからメイジは気まぐれで
ひらりと笑っては
ふわりと黙ってしまう。

現実に立っているようで
夢のページに片足を残している。

その声は
眠りの森が置いていった夢の香りそのもの。

やわらかく浮かぶようで
触れたそばから輪郭がほどけていく。

歌うたび、
現実と夢の境目が少しずつ曖昧になっていく。

その感覚があまりにも彼女の中で完結しているから
時々こちらの常識だけが置いていかれてしまう。

ウィスタリアの声は
静かな回廊の奥で鳴るベルのよう。

甘く響くその奥には、
誰にも触れさせない冷たさが沈んでいる。

 

感情をなぞるように歌いながら、
どこか他人事みたいな温度を残していく。

 

気づけば部屋の空気だけが少し冷えていて、
足元をなにかが通り過ぎた気がする。

――胸元にひとつの作品を飾る人。

美しいものを静かに集め
壊れたものさえ形のまま愛してしまう。

今日もまた
誰にも読めない美意識のまま
彼女は迷いなく歩いていく。

姫純美萌々

Height 190

Birth 9/2
​Age 25



 

ピンクの髪を

軽く揺らしながら


今日もアシンメトリーの

ワイドスラックスを

ひらりとなびかせ


派手な色を

味方につけて歩く

若い子がいる。

大きな背丈に、甘い色。
強そうに見える体格に、とろりとした目元。


そのちぐはぐさが
彼をただの派手な男には見せてくれない。

芝居がかった台詞を口にするのは得意だ。


格好つけることもふざけて場を盛り上げることも
スポットライトを浴びるように前へ出ることもできる。

けれど、どれだけ上手に振る舞っても

声の端には少しだけ素直さが残る。

嬉しいときはやわらかく、照れると少しだけ調子を崩し、
強がるときほど
やさしい声を選んでしまう。

名前を呼ばれたら、きっとすぐに振り向く。
わがままを言われたら、少し困った顔をしながらも結局は負けてしまう。

その甘さを、誰にでも向けるつもりはないことを
彼自身も分かっている。

夢から目覚めた子が、現実で迷わないように。
可愛いを選ぶ子が、誰より自分を好きでいられるように。
美しさの奥へと歩く人が、雑な手に触れられないように。

夢も、可愛いも、美しさも、
彼女たちはどこか危うくて
誰にも手なずけられない形で抱えている。


だから彼は、

何度でも胸を奪われるように見つめてしまう。

車道側を歩かせず
エスカレーターでは先に降りて手を差し出す。
スマホを見すぎていたら少し強めに呼び戻す。
手を離しそうになれば、迷子になるだろと笑いながら引き寄せる。

そう言うときの彼は
ふざけているようで少しも嘘をついていない。

笑っている顔が見られるなら十分だ。


それでも、少しでも翳るなら
いちばん先に気づける場所にいたい。

目を伏せるならこっちを見てほしい。
甘えたいなら、もっと来ればいい。

この想いに返事がなくてもかまわない。
ただ、彼女たちの毎日に
少しでも甘いものを増やせるならそれでいい。

それは無欲に見えて、
たぶん彼のいちばん強いわがままだった。

歌声は、
静かな熱を抱えたまま耳元へ落ちてくる。

余裕のあるふりをしながら、

大切な相手には驚くほど甘い。

――愛おしい彼女たちを誰より近くで見つめていたい。

今日もまたそのどうしようもない魅力の隣に
彼は当たり前みたいに立っている。

可愛いものを可愛いと言い切るように
その全部を大事にしたいと言い切るように。

その手を、いつでも差し出せる場所に置いたまま。

触れるみたいに近い声なのに、
押しつけることはしない。

ただ隣にいるだけで、
離れがたくなるほど馴染んでいく。

「俺の姫たち、可愛いでしょ」​

想っているだけで満たされるくせに、
幸せにする役だけは欲しがってしまう。

その愛を重く見せないように、
彼はいつも少し気だるく笑う。

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